Cloud9でRuby2.1.1を使う方法
Cloud9の初期状態で用意されているRubyのバージョンは1.8と1.9です。このため、RailsのGemfileに'Ruby '2.1.1''と書いて、Bundle Installするとエラーになってしまいます。
これを回避するには、以下の手順を踏む必要があります。
View > Terminals > New Terminal を選択してターミナルを開きます。ターミナルが起動したら以下のコマンドを実行して、rvmをインストールします。
$ curl -L https://get.rvm.io | bash -s stable --autolibs=3 --ruby
rvmのインストールが終わったら、ターミナルを閉じて、再度、View > Terminals > New Terminal を選択してターミナルを開きます。ターミナルが起動したら以下のコマンドを実行します。
$ source $HOME/.rvm/scripts/rvm
$ echo rvm_autolibs_flag=0 >> ~/.rvmrc
$ echo ' -s "$HOME/.rvm/scripts/rvm" && source "$HOME/.rvm/scripts/rvm"' >> .bashrc
再びターミナルを閉じて、再度、ターミナルを開きます。以下のコマンドを実行して、Rubyをインストールします。ダウンロード→設定→コンパイル→インストールと続くので結構時間がかかります。
$ rvm install ruby-2.1.1
$ rvm use 2.1.1
最後に、以下のコマンドを実行して不要ファイルを削除します。
$ rvm disk-usage all
$ rvm cleanup all
バージョン確認コマンドを実行して、以下のように表示されれば設定は完了です。
$ ruby -v
追記:これを実行すると、bundlerが動かなくなります。"gem install bundler"を実行してインストールするように求められますが、同コマンドを実行しても、ウンともスンとも言わなくなります。
また、上記を実行すると、現行のプロジェクトのみならず、すべてのプロジェクトが影響を受けるので、実行しないほうがいいです。