New-Village

月間ブログ。だいたい1カ月に1回は更新しているようです。

CentOS で no-ip (DDNS) Client を利用する

GTD (Todo)をRedmineで行っている。サーバーはAWSに借りて、Elastic IPsを使ってサーバの場所を特定していたが、同じような仕組みを運用している hirokimura が、DDNSを使っていると言っていたので、私もこれに習った。

DDNSは、自分のPublic IPをDDNSプロバイダーに送信するためのクライアントが必要になる。その昔、自宅サーバー(Windows)を運用していたころは、DiCEのお世話になっていた。今回の環境はLinuxCentOS 6.4)で、DiCEのLinux版は2008年6月以降更新が行われていないベータ版のため、DDNSを取得したno-ipのクライアントツールを利用した。

公式サイトのインストールガイドには、動作要件が書かれていない(Ubuntuが念頭に置かれているっぽい)ので、CentOSで正常に動くかどうかはわからないが、今のところ問題なく動いている。

  • 前提環境

インフラ: Amazon Web Service

OS: CentOS 6.4 x86_64

同手順に従ってRedmineをインストール済み
(※ 開発ツール(development tools)のインストールが必要)

  •  セットアップ

wget http://www.noip.com/client/linux/noip-duc-linux.tar.gz

rm -f noip-duc-linux.tar.gz

cd noip-2.1.9-1

make install

プロンプトが実行されるので、noipに登録したEmailアドレスとパスワードを入力して、[Enter]キーを押す。

Please enter the login/email string for no-ip.com  YourAddress@Email.com

Please enter the password for user  ******** 

IPアドレスの更新間隔を設定する。デフォルトの30分で問題がなければ、何も入力せずに[Enter]キーを押す。頻繁にパブリックIPが変わる環境でなければ30分で充分である。

Please enter an update interval: [30]  [Enter]

ここは何を聞かれているのかわからない。デフォルトが 'No' になっているので、そのまま、なにも入力せずに [Enter]キーを押す。

Do you wish to run something at successful update? [N] (y/N) [Enter]

  • 実行

以下のコマンドでIPの更新を実行することができる。

/usr/local/bin/noip2

また、マシンをリブートした際にIPを自動更新させたい場合は、以下のコマンドを実行しておく必要がある。

echo /usr/local/bin/noip2 >> /etc/rc.local

実行コマンドのオプションが3種類存在するが、私は使わないので割愛した。